運営方針
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運営方針
令和6年度の日本YEGは、あるべきYEGの姿とは何か、全てにおいて本質を追究し、時代に求められているYEGを体現し、日本YEGが希望の魁の源となるように、以下の運営方針に基づき事業を展開いたします。
1.構造変革
全国の単会から日本YEGに求められるものは年々大きくなっており、組織としてのあり方にも変革が必要となってきました。その求めに応えるために、委員会の再編および時代に即した委員会を設置します。そして、我々の活動の原拠である綱領・指針を今だからこそ深く見つめ、本来の意味を考えつつ、時代に適合した意義や位置付けを思料する活動を行います。
2.情報・システム整備推進活動
日本YEGには、全国のYEG活動に資する様々な情報が蓄積されています。この情報を整理し有効に活用することは、全国のYEGが活性化することに繋がります。この情報を確実に伝達するためのシステムを検証し、YEG活動の生産性・付加価値向上に取り組みます。また、誰一人取り残されないデジタル社会の実現に貢献するため、DXについてもより一層推し進めます。
3.円滑な会務運営
総会や役員会などの諸会議が、円滑に運営されることは適切な組織運営の要です。全国の単会会長が集う会員総会においては、日本YEGの活動に理解を得られる規律ある総会運営を行います。また、役員会では、慎重かつ有意義な議論ができる進行や議案上程を心がけ、現地参加が叶わない場合でも活発な議論ができる環境を整え、全国のYEG活動の充実に資する事業を構築する会議体を目指します。
4.広報ブランディング活動
企業において、ブランディングの重要度が年々増しており、全国のYEGにおいても、認知度が向上し活動が活性化するためのブランディング戦略が求められています。その一助となるべく、ウェブサイト「翔生」をより充実したものとし、SNSやマスメディアを活用して全国のYEG活動や存在価値を拡く発信します。併せて、各地の優れた事業を幅広く周知する「YEG大賞」を通じて、全国のYEG活動の活性化の後押しとなる広報ブランディング活動を行います。
5.各種大会の運営
日本YEGが主催する全国大会、全国会長研修会、共催として各地で開催されるブロック大会を、主管YEGと伴走し企画運営いたします。これらの大会を開催することの影響は大きく、YEGのスケールメリットや地域における存在価値を示す重要な場でもあります。これらの大会の企画運営を通じて、次代を担う青年経済人としての意識高揚を図ります。また、大会のあり方、開催方式や開催日程についても検証し、時代に沿った大会のあり方を模索します。
6.研修活動
新市場進出や事業転換などを行う事業再構築や、新たな考え方や新技術によってビジネスの新しい価値創造を目指すイノベーション創出など、自企業を永続させるために、私たちは自ら経営のあり方を変化させねばならない時を迎えています。時勢に合ったビジネスプランコンテストやブラッシュアップ研修会を企画し、YEGメンバーの新規事業立案を後押しします。また、全国会長研修会においては、全国の単会会長のみならず、全てのYEGメンバーにとって有益となる各種研修を企画運営します。
7.国内ビジネス活動
YEGの強みは全国416単会のネットワークであり、これを私たちのビジネスに活かすことは、ポストコロナ社会における経済活性化に資すると考えます。また、日本経済の活力を高めるには、地域が持っている経済資源がより有効に活用されることが必要です。地域から地域へ、互いの地域にないヒト・モノ・コトを交流し供給し合う「互産互消」をテーマに、全国のYEGの結び付きが地域の活力となるビジネス交流事業を展開します。
8.国際ビジネス活動
グローバル化が進む現在、あらゆることが国境を越え行き来し、海外展開や海外資本を視野に入れた経営展開も特別なことではない時代となりました。今こそ日本経済の源である地域から国際ビジネスが発信され、将来にわたって活力のある日本社会を維持していく地域活性化に繋がる国際ビジネス事業を展開します。そのために、日本商工会議所や各国経済団体と関係を深め、海外視察事業などを模索し実施します。
9.政策提言活動
YEGは、政策提言団体である商工会議所活動の一翼を担っています。全国の中小企業は地域の実情に応じて様々な課題に直面しており、日本YEGはその声に耳を傾け意見を集約し、それを政策として親会(日本商工会議所)を通じて国に届けることが必要だと考えます。そのために、行政や専門家とも意見交換を重ね、今必要である政策提言活動を行います。
10.組織力活性化活動
全国の単会が抱えている課題は様々ありますが、それらの課題に向き合うことは単会が活性化するためには不可欠なことです。そのために、全国の単会との交流の機会を設け情報を共有し、また、得た情報を発信することで単会の組織力の向上に貢献します。また、近年は「友好YEG」「姉妹YEG」「災害連携」などの単会同士の交流が盛んになりつつあります。これらはYEGメンバーのスキルアップやビジネスマッチングに繋がるものでもあり、そのような発展的な交流がより加速する活動を行います。
11.渉外活動
日本YEGの活動は、他の青年団体や外部企業との交流や連携など、その幅を拡げています。これらの活動はYEGの価値を高めることにも繋がるため、国内外問わず、様々な団体と友好関係を築く活動を行います。日本YEG未加盟単会および青年部未設置商工会議所に情報を共有する機会を図るなど、日本YEGの裾野を拡げることにも取り組みます。