国際ビジネス委員会
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基本方針
国境は人間自らが定めた概念であり、時として経済や文化の交流を妨げる壁となることもあります。しかし、我々が生きるこの時代は、グローバル化が進む中で、異文化を理解し共に成長する時代とも言えます。国内ばかりに目を向ける時代は終わりました。
また別の視点から言うと、日本の少子高齢化は、国内市場の縮小をもたらしています。それと同時に、世界的な人口増加による食糧問題も深刻化してきています。このような状況を考慮すると、日本企業が新しい市場を探求し海外企業に目を向けることは、単なる選択ではなく、必然となってきているとともに生き残る上で必須事項と考えています。
そのような環境下だからこそ、変化を恐れず私たちは視点を変えることで周囲の状況を新しい角度から捉え、新しいチャンスを見いだすことができます。この視点の変化は、ビジネスや地域の可能性を大きく広げることができます。特に多くの中小企業が海外市場をターゲットとし、新たなビジネスチャンスをつかんでいることも事実であります。
今こそ地域から国際ビジネスを発信する機会を増やし継続的なビジネスの礎を築き、各地域や単会、また、自社業を活気溢れるものにし日本社会を維持することに繋がる展開を構築しなければなりません。私たち令和6年度国際ビジネス委員会として、日本の中小企業が海外展開を成功させるためのサポートを行うことが今の日本に最も重要なことと考えております。私たちのミッションは、日本の経済の発展を促進すること。そのためには、海外市場での成功が必須であり、今まで培ってきたローカリズムを幅広くグローバル社会に発信するというパラダイムシフトを起こし行動していくことが不可欠であります。
時に、東京商工会議所初代会頭であった渋沢栄一翁が「経済に国境なし」と語ったように、国際的な視点を持つことはビジネスにおいて不可欠です。つまり、私たち青年部は、これからの時代をリードするための行動を自ら起こす必要があります。
我々の活動は、単なるビジネスのためだけではありません。地域社会の活性化、そして日本経済の再興を目指しています。我々青年経済人の国際ビジネスへの挑戦は、その一つの手法でありキッカケになります。
それらを踏まえ、令和6年度国際ビジネス委員会では、国際ビジネスにおける情報発信を強化します。情報を掌握することは、現代のビジネスにおいて非常に重要です。一方で、セミナーや勉強会を通じて、最新の情報や知識を共有し、全国のYEGメンバーの海外展開をサポートしたいと考えております。
さらに、短期的な視察交流事業だけではなく長期的な交流が持てるような視察事業を行い、新たなビジネスの種を見つけるための活動も行うことも有益であると考えています。幅広く多くの国を視察するのではなく視察国数を絞りより深堀します。そして、ここ数年で培ってきたWeb会議ツールなどを使い国内から海外市場へとアクセスしていくビジネス手法や越境EC・インバウンド振興なども深堀していき知識の共有をいたします。
継続的にJETROや各国大使館との連携を強化し、現地の情報やネットワークを確立することこそが、日本YEGの新しい形です。
また他委員会と共同で、全国のYEGンバーが参加しやすい会員相互および外部企業とのビジネスマッチングの開催を目指し、その場において海外進出企業の誘致や海外企業とのビジネスマッチングができる仕組みも考案してまいります。最後に、「変化は進化」だと捉え、私たちは日本YEGとして、持続的な発展のために、一致団結して取り組んでいく必要があり、更には、気高き青年経済人として、日本の未来を担う責任があり魁る必要があります。この重責を胸に、日々の活動に取り組んでまいります。
事業計画
1)地域活性化に繋がる国際ビジネスチャンスの創出
今まで日本YEGが協定書を交わしてきた海外経済団体(台湾三三會青年会等)や日本商工会議所および在日外国商工会議所、JETROなどと連携し、地域活性化におけるニーズを深堀しお互いの利益になるような地域活性化を目指し地域全体が意識変革でき行動できるよう務めます。また地域に根ざす企業や文化を海外に発信できる機会を提供し持続可能な関係性の構築ができるよう仕組みの構築を行います。
2)海外視察事業、国際交流および国際文化事業に関する企画および運営
短期的な交流だけで終わらさず、長期的な交流ができるように視察国を絞り、入念な協議や検証のもと、視察国へよりコミットできるビジネスの機会を全国のYEGメンバーに提供できる企画をします。
3)海外進出、越境EC、インバウンド振興等に関するノウハウの提供ならびに事業の企画および運営
コロナで良くも悪くも越境ECや配送システム、Web会議システムや非対面商談の技術が進化しました。国内にいながら世界に進出ができ商圏の拡大が見込めることのできるセミナーや講演会の開催を行います。
4)「会員相互および外部企業とのビジネスマッチング・商談会等」の企画および運営
全国YEGメンバーのビジネスマッチングを行い各地域の有益な情報交換をしつつ、新しいビジネスチャンスを創出するとともに国内企業だけではなく、すでに海外進出をしている企業や海外企業とのビジネスマッチングができるよう企画運営をします。
5)会員の海外ビジネス活動を向上させるための企画および運営ならびに情報発信等
情報を掌握することは現代社会において非常に重要です。その第一歩として全国YEGメンバーの海外への足がかりとなるよう、手軽に海外ビジネスの知識や情報を得ることのできる仕組みを構築し、SNSやATなどを使い発信していきます。
委員長
松下 龍太関東ブロック 神奈川県連 相模原YEG
氏名 | ブロック | 道府県連 | 所属単会 |
---|---|---|---|
高橋 隆太 | 東北 | 秋田 | 湯沢 |
松川 賢弘 | 東北 | 福島 | 郡山 |
佐藤 敦 | 関東 | 埼玉 | さいたま |
村田 昌平 | 関東 | 埼玉 | さいたま |
門馬 佑樹 | 関東 | 埼玉 | さいたま |
小山 大輔 | 関東 | 埼玉 | 蕨 |
赤堀 宏 | 関東 | 静岡 | 藤枝 |
藤田 和耕 | 北陸信越 | 富山 | 高岡 |
中野 靖大 | 北陸信越 | 石川 | 小松 |
井上 聖仁 | 東海 | 愛知 | 豊橋 |
川本 哲也 | 東海 | 愛知 | 春日井 |
竹内 耕一郎 | 近畿 | 福井 | 福井 |
中島 吉浩 | 近畿 | 滋賀 | 草津 |
副委員長 松本 佳之 | 近畿 | 京都 | 京都 |
服部 将也 | 近畿 | 大阪 | 泉佐野 |
加藤 高明 | 中国 | 岡山 | 岡山 |
副委員長 松田 篤郎 | 中国 | 岡山 | 倉敷 |
大西 脩冊 | 中国 | 広島 | 福山 |
運営幹事 長岡 広城 | 四国 | 愛媛 | 松山 |
浅木 勇吾 | 四国 | 愛媛 | 西条 |
山口 博史 | 九州 | 長崎 | 諫早 |
頼冨 勇治 | 九州 | 鹿児島 | 鹿児島 |